大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和5年 敬愛修行会の感想その14

大森先生 シリソワカ

 
いつも大変お世話になっております。
先日は愛染明王敬愛修行会の結願ありがとうございました。標記の件、陀羅尼報恩会申し込み要項のご送付をお願い致します。
 
愛染明王敬愛修行会も令和3年からですので、3年ほど修行させていただいた事になるかと思います。ありがとうございます。
 
修行をしているうちに思い出した事があります。かなり昔の事ですが、無意識の行動の数々が、自分の意に反するものになっている事にある日気付いて「この無意識を屈服させなければ」とあれこれ方法を思案していたことがあったのです。
 
もう一つ感じ始めたのは、ご先祖のお陰で自分がある、というコトバに何も引っ掛からないな?ということです。
 
そこで、敬愛修行会にて、もう一人の自分としての潜在意識/無意識と、ご先祖さまに意識を向けて感謝し、加えて陀羅尼報恩会でそれぞれを祝福していきました。
 
しばらく行っていると、自分の心の奥の奥に、生まれてきた事への後悔や恨みが隠れているんだな?と分かってきました。なるほど、決して恵まれた境涯に生まれてきた訳ではないのでそういう感情があるのかも知れないな?と腑に落ちました。同時に「生まれてごめんなさい」とどっかで聞いたような感情は全くないな(笑)、とも感じました。
 
これらの感情については、「ほっておけばいいよ」との言葉が頭に浮かんできます。これまでの修行で自分自身が変ってきたのは実感しております。これらのネガティブな感情も変わっていくのだと思います。ご神仏のお任せする、とはきっとこういう事なのかもしれないな、と感じる今日この頃です。
 
長々と近況報告申し訳ありません。これから暑くなりますが、くれぐれもご自愛ください。
 
以上、よろしくお願いいたします。

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