運命のルール 明徳出版社刊
了凡四訓（『陰騭録』（いんしつろく））の講話です。
陰騭（いんしつ）とは、「陰」は隠れている「騭」は定めるの意味。
天がわからないうちに民を安んじ定めることに由来。転じて、過ちを改め、かくれて善行を積むこと。
この考え方は豪潮律師も勧めていて、それに関する本を上梓している。
もし信仰を続けてもなかなか自分の道が開けないという人は、この本を読んで少しでも実践すると良いでしょう。
修行のうえでも大いに参考になります。
過ちを改め善を行っていくことによって、自分の運命を切り開いていくという修養の勧めです。
ま え が き
縁 起
立命の学
第１章 運命はあるのか
第２章 命は 「定」 なのか 「運」 なのか
第３章 「運」 は自分で 「定」 める
第４章 凡夫と聖賢の違い
第５章 脱凡人への道のり
改過の方
第６章 反省の心構え
第７章 事と理と心
第８章 改過の効果
積善の方
第９章 善が福を呼ぶ
第10章 善の見分け方
第11章 十種類の善
謙徳の効
第12章 謙虚は得する
第13章 志は大きく
附 『浄空法師からローマ法皇宛のお手紙』
感恩
出版を祝して
