元旦は愛染法、如意宝珠法を拝んだ後に神祇法楽として般若心経秘鍵を読誦。
夕方は不動明王守護法でご同行各位の吉祥成就をご祈念。
日本国中大小神祇、三宝荒神、土公神ことには稲荷大明神、善女竜王、清瀧大権現、雨宝童子へのご法楽に高祖弘法大師撰「般若心経秘鍵」を読誦しました。
真言密教において、神祇のご法楽にはこの秘鍵並びに理趣経が最も相応しています。
それは高祖大師が、いかに諸神祇と感応され、ご加護をうけていたかを物語っています。
「般若心経秘鍵」は神祇法楽をはじめ、病気平癒、除災招福、家内安全の祈祷に唱えられるが、いわゆる早めの祈祷にも読誦する旨が高見寛恭師の引導作法具書に記されていました。
善龍庵蔵 子島荒神 子島流の祖 真興師(高野山の南院開基)が感得した御姿。
私は子島流の許可灌頂を三回受けた故か、この御尊像にご縁をいただいた。
上田照遍大和尚は子島流の守護の神ではないかと述べられている。
慈雲尊者は荒神は諸神の荒魂だと説かれている。
日本の神祇は仏法の法味を舐めて御心を静め、威光を倍増されるのです。