大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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4月滅罪会の感想その34

前回の伝授のときに、仕事で大きな損害を出した傲慢な職員の話をしました。

そのときに、「あれは過去の私だ」という話をさせていただきました。

 

それ以来、滅罪会が自分にとって意味のあるものになった気がします。

 

これまでの自分は、自分を正当化するあまり、自分の罪に目をつぶってきた、あるいは他人にその原因をなすりつけてきたということに気づきました。

 

また、「自分の方が優秀なんだから正しい」という根拠のない自信に取りつかれていた感じです。おそらく、以前の職場で、高学歴なエリート社員たちと仕事をしているうちに「人からマウントを取るのが優秀さの証」と勘違いしていたのだと思います。

 

以前、大森先生から「仕事も菩提心の現れ」と聞いておりましたので、今のポジションにいるのはその間違いに気づくためだったのでは、と感じます。

 

今回の滅罪会の「間をとる」という言葉はいいですね。過去の自分を客観的に捉えられる気がします。その分、恥ずかしさと罪悪感は相当ありますが。

 

また、「滅罪をしっかりやらないと、聖天様への祈願もかなわないのでは?」と最近たまに思います。

 

独部法も護身法も、今更ながらとても大切な法だとますます感じるようになりました。これからもいろいろな気づきがあると思いますので、引き続き修行に励みたいと思います。今後ともご指導いただけますようお願いいたします。


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