天災、人災、大、小とさまざまなことが起こる。人類の歴史を振り返ってもよくわかる。
そして、不安になる。それは無理もないことだ。不安は将来に対して身を守る予測からくるのだから。
ただし過度に不安でいると、必要以上にエネルギーを使う。
ここぞという時に適切に動けないことも。
こういう時に大事なのは、
①適切な情報をえること。
適切な情報は不安を軽減する。
過度の情報収集は不安を強くする。(ラジオがよい、ネットはデマも飛ぶ)
②信仰ある人は帰依の神仏を念じる。
仏法僧の三宝をはじめ、平生帰依している神仏やご先祖、守護霊などを念じる。真言や御宝号を唱え続ける。
私も運転中、急に吹雪になり、先が見えなくなったときには、ひたすら真言を念誦しながら心をしずめ、なんとか切り抜けたことがある。
③他人ごとにせず、普段から準備しておく。
これは、平生の心構え。
のど元過ぎれば熱さ忘れるではないが、油断したときに災害は起こりやすい。
食料、水、薬など定期的に備えを見直す習慣をつける。
備えあれば憂いなし。
④冷静に話し合えるつながりを持つ。
いたずらに不安をあおる仲よりは、冷静に話しあって現実的な対策を立てられるつながりを持つ。
心の不安は社会に投影される。それに巻き込まれないようにすることが大事である。仏教が観察を重んじる理由である。
撮影Aさん