善龍庵 大森先生
お忙しい中、供養法をありがとうございました。
19日付けにてお布施のお振込をさせて頂きましたのでご確認のほどお願いします。
前回大森先生から苦難も次の修行への段階と考えるとよいとアドバイスを頂いた後、最終日の空海展へ行くことができました。私は今まで空海さん、弘法大師さんと聞いても歴史的な人物としか捉えられていない部分が多いにありました。宗派も違ったこともありますし、空海さんは三筆でとても賢くて仏教界のスーパーヒーローみたいなちょっと凡人には想像つかない方と言ったような感じです。
金剛界曼荼羅では大森先生の修行の次の段階へ行くということをこういうことなのかなと分かりやすく説明してもらったような感覚になりました。
空海様とは何者だったのでしょうか?
なぜ、20年かかると言われた密教の習得を2年でできたのでしょうか?現代でいうギフテッドみたいな人だったのか?はたまた魂のレベルみたいなものが違うんだろうか?とか色々考えてしまいました。
中村公隆和尚様の本の中では誰でも空海さんのようになれると書かれていましたが何をどうしたらなれるのかもっと空海様のことを知りたいっと思いました。入滅されて1250年経ってもこれほどに人を惹きつける人間像とはどんな方だったのでしょうか?本当に不思議です。私が日々悩んだり落ち込んだりするような悩みはなかったのだろうか?神格化されるエピソードはたくさんあるけれど何か人間らしい失敗談とかなかったのだろうか?などなど想いがつきませんでした。
展示されていた仏像も自分より小さいはずなのに、ずっと大きな存在に感じられるのも不思議ですね。これは本当に宇宙だと感じられました。フラクタル構造の中の仏と自分があるのかもとも。
過去未来現在という概念を超えてしまうのも。今の科学は全ての事象を証明するものであって全てはもう既にあるというのも少し体感出来たように思いました。敬愛修行会でもそうでしたが仏教と宇宙って繋がっているんですね。というか宇宙と私たちも同じなんですね。ミクロまで小さくしたら全て同じですもんね。そんなことが昔の人はちゃんと感覚や体感としてあったんですね。宇宙や地球の映像を見たことない昔の人の方が現代の私たちより沢山の智慧を持っていたんですね。すごいです。
長文失礼しました。
なかなか、こういうお話を周りには出来ないので興奮気味になってしまいました。
今回の施餓鬼供養でもどうぞよろしくお願いします。
供養がご先祖様や亡くなった家族に回向されることを願います。いつもありがとうございます。
合掌
高野山町石