今日21日はお大師様の御影供(みえく)です。
身を高野山にとどめ、その御心は兜率の内院に。
衆生を救うために、帰依礼拝のところに日々に影向されます。
影向の御影(みえ=おすがた)に供養する意味で、御影供といいます。
当庵もお大師様の報恩のため、毎月21日は御影供の修行のあと、
光明真言法を修行して三界六道の含識にご回向します。
あわせて、今年度から本日までに施餓鬼供養でご供養された諸霊の総供養をいたします。
これから毎月22日以降、翌月の21日までの施餓鬼供養の諸霊、並びに記念事業の永代、逆修供養を対象に、毎月21日のお大師様の御影供に続き、光明真言法で総回向して、さらに丁寧にご供養します。
これから施餓鬼供養を申し込めば、必ず光明真言法でご供養されるということです。
ちなみに高野山の奥之院には弥勒大師という特殊な弘法大師像がお祀りされていて、私も写真でしか拝見したことがないのですが、そのお像のこれまた特殊な光背には光明真言が記されているそうです。
南無大師遍照金剛 合掌