大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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信仰の功徳 その4 神代峻通師

願いを込めて、御宝号を唱え唱え唱えてやまなければ、私たちは間違いなく、この心の功徳をいただくことができる。

遍照金剛の御名を念誦すれば、その功徳がひたひたと私たちの心身に満ち溢れる。

心は澄きり 身は爽やかになり、言い知れぬ歓喜が込み上げ、すべての人すべてのものが愛おしくなる。

この心が遍照金剛である。

 

もとより、私たちのいただく功徳は自分の罪や煩悩のために充分、完(まった)きものではない。

いわば、それは小分の功徳にすぎぬ。

けれども、この功徳を積み重ね、功徳に功徳を重ねていくならば、ついには完き功徳をいただくに違いない。

(本文の読みやすさを考慮し、原文からカナを漢字に改め、句読点を変更し、()にて原文を補った。)

 

本文『神代峻通講話集』 神代峻通講話集刊行会刊(高野山出版社内) 昭和35年8月10日発行より転載



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神代先生のお墓 奥之院参道 天徳院墓所にて撮影