今朝、宝篋印陀羅尼法による秋彼岸のご供養を結願しました。三界万霊をはじめ、申し込みの諸霊の名簿を唱えてご供養しました。
宝篋印塔の礼拝は、自分のなかの仏性を礼拝することです。ゆえに功徳が大きいのです。先祖をはじめ諸霊を供養するのも、じつは同時に自分のなかの仏を供養しているのに他ならないのです。
宝篋印塔を二千基建立した豪潮律師は
手向けぬる香の煙もやがて又
我を迎ふる雲となるらん
と、先祖供養が自分自身が仏性に目覚めるための行であることをよんでいます。
彼岸が終わったらやれやれではなく、これからまた仏道修行がはじまります。わたしも明日は伝授に出講しますが、気を緩めないよう心がけます。
日々に むねのはかりをかけみよ
善と悪との重さ軽さを
煩悩のつもるといふぞ めでたけれ
それが菩提の はじめなりける
(豪潮律師)
豪潮塔の梵字「キリク」
※大森義成に施餓鬼供養を依頼希望のかたは下記アドレスまでメールください。詳しい要項を送ります。
当庵では七座にわたりご供養し、あわせて尊勝陀羅尼をとなえて施主の滅罪生善を祈念します。供養の継続もできます。
なお、施餓鬼供養に関すること以外はお返事できませんので悪しからずご了承ください。
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