故東城百合子先生の追悼のために『自然に生きる』地湧社刊から、心に響いた言葉を紹介します。
先生のお言葉をお借りすれば、神仏やご先祖の見えない力を見えるように歩くのが信仰の道です。
信仰とは生きる筋を学ぶこと、宇宙の中に満ち溢れている愛と真理を学ぶことです。
厳しい冬を通ってきた風や寒さに揺すられて根が育つのです。
そしてその力が春に息吹き返します。
春夏秋冬変わらなく地球は回っています。
春の次に冬は来ない。厳しい冬があるから春が嬉しい。これが愛であり真理です。
この回転をさせているのが目に見えない大自然の力です。
この見えない力が、生命力となってあるのです。見えなくても実際にあるこの力を見えるように歩くのが信仰です。
東城百合子先生(大森義成撮影)