以前に上醍醐寺で授与していた樹脂製の准胝観音の百万体仏の原型は、高村光雲師作で、もとは曹洞宗の寺院で授与されたものらしい。
その高村光雲師の型による、准胝観音の銅像にご縁をいただき善龍庵に勧請した。
悪業浄化の准胝観音浴像法の本尊にと考えている。
開眼の意味で、昨日2日から朝のお勤めの後、准胝懺摩法と准胝独部法の修行を始めた。
今回は8日までと限っているが、懺悔滅罪は一生のことである。
高僧が遷化するときに懺悔文をとなえることがある。普段から懺悔していなくては、臨終にあたって、その気持ちはおこらず、言葉も出ないであろう。
私たちは常に死と隣り合わせである。
その時、慌てずに。そして来世に罪障を持ち越さないように、日々懺悔を心がけることが大切である。
◎お知らせ
4月26日からの施餓鬼供養は昨日5月2日に結願しました。なお継続の方は引き続きご供養いたします。
本日5月3日からの施餓鬼供養の施主各位には、昨日自宅での供養次第を送ってあります。
各自ご確認の上、もし誤りがありましたら至急ご連絡ください。
なお5月10日日曜日からの施餓鬼供養は、5月6日水曜日が締め切りです。よろしくお願いします。
◎予告
5月25日月曜日から三日間、滅罪会行います。詳細はまた後日お知らせします。