大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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調五事 その1

座禅や瞑想するまえに自分を調える準備がある。

これを「調五事」という。

座禅、瞑想だけでなくあらゆる修行において大切なことなので

ご紹介する。

料理も下ごしらえ、運動も準備体操が要である。

修行や信仰においてもまた同じである。

 

一には調食

食べ過ぎ、飲みすぎは体を重くする。すると心にも影響する。

飲食は適切に。

食事のまえに、自分の信仰する本尊に供養すると念じてから食べる。

食後は感謝、できれば合掌も。

 

小食、粗食は運命を改善するとは水野南北師の教え。

大乗仏教には不肉食戒があるが、動物性のものを、いまより少なくすると心身霊によい影響がある。

お肉がやめられません、と言ってきた人がいたが、別に無理にやめろとは言わない。

いまより少し減らして、大豆たんぱくなどに代えるとよいだろう。

 

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浄月輪(じょうがちりん)これが私たちの浄菩提心 如意宝珠である