座禅や瞑想するまえに自分を調える準備がある。
これを「調五事」という。
座禅、瞑想だけでなくあらゆる修行において大切なことなので
ご紹介する。
料理も下ごしらえ、運動も準備体操が要である。
修行や信仰においてもまた同じである。
一には調食
食べ過ぎ、飲みすぎは体を重くする。すると心にも影響する。
飲食は適切に。
食事のまえに、自分の信仰する本尊に供養すると念じてから食べる。
食後は感謝、できれば合掌も。
小食、粗食は運命を改善するとは水野南北師の教え。
大乗仏教には不肉食戒があるが、動物性のものを、いまより少なくすると心身霊によい影響がある。
お肉がやめられません、と言ってきた人がいたが、別に無理にやめろとは言わない。
いまより少し減らして、大豆たんぱくなどに代えるとよいだろう。