盂蘭盆大供養会の前行として理趣経法三座おわる。明日から正行。
修法後に理趣経一巻読誦、三讃、至心回向と略儀ながら理趣三昧でご供養。
以前上田大和尚から理趣経講伝をうけたときに、あわせて児玉雪玄師相伝の理趣経法を授かった。
いまあらためて、その覚書と筆記を読んでいるが、法性不二の大日とは「私たち衆生が本来具えている菩提心」と深義あり。
密教の視点からいえば、私たちが盂蘭盆の供養を修めることで、自分自身の菩提心に目覚めていくのが、この行事の最重要なところであろう。修してはじめてそれを知るのだ。