大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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施餓鬼供養の功徳その220

善龍庵
大森義成 先生


前略、いつもおせわになっております。このたびは、私の遠縁の禅師ならびに御同行所
縁の皆様のために施餓鬼供養を厳修していただきありがとうございました。自宅での追善供養実修も無事結願となりましたので報告いたします。
ご本尊様および先生ならびに施主御同行の皆様に篤く御礼申し上げます。

今回は、遠縁の禅師の祥月命日にさきだち、回向をしていただきました。

 

禅宗でも施食は重要と伺っておりますが、おそらく法臘六十余年に何万回とされたのでしょう、今回の実修では、真言念誦の際、禅師とご一緒にというより、高僧のおちついた声で頭をとっていただいているような観想ができ、スムーズにできました。昨年のたどたどしい感じとはだいぶ違ってきました。

 

戦前から国際的にも活躍された禅師の足跡は、海外も含めて、出会うことがあり、そのたびに驚いていますが、読経で頭をとっていただくように、大先達として常に冥々のお助けをいただいているのを実感いたしました。

昨年以来、施餓鬼供養期間以外は、ご指導通り、禅師はじめ所縁への感謝祝福を続けてまいりましたが、最近は、特に面識のないお店や食堂でも客として自然にありがとうと言うのが習慣となってきたと気づきました。(逆にお礼をいうと驚いた表情になる方もいますね。機械的接客マニュアルの想定外なのでしょう。)

 

また、皆我勝ちに争う都心の通勤の時でも、ちょっと先を譲ると、会釈で返してくれるようなことも多くなってきたと思います。

仏道を学び、身の程で世間の一隅を照らすことができればと思います。引き続きご指導
よろしくお願いをいたします。
先生および御同行の吉祥成就をお祈りいたします。         合掌

 


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