腹が立つのはもっともな理由があるからですね。
怒りがこみあげてきてもよし。それを認めてシリソワカ。
そして、過去の正体は記憶なのです。
この方は困難を乗り越え、長く修行を続けられて、少しづつ手放せるようになってきました。
仏さまのお働きは有難いです。
先日の陀羅尼吉祥会も参加させていただき誠にありがとうございした。
今までの滅罪法でだいぶ母を許せて来たと思っていたのですが、
いざ感謝しようと思うと、まだまだ心の底でくすぶったものがあったようで、
母を代理修行者として申込しておりました今回の陀羅尼吉祥会の修行中、
母への怒りが驚くほど込み上げた日がありました。
しかし、結願する頃には心が鎮まっていき、過去のことはもういいのだと思えました。
そう母に思えたら、不思議ですが、他の友人知人への過去の怒りやわだかまりが全て小さく感じられ、
私も相手も小さかったし、誰でも間違うのは自然な事で、もう全部たいした事じゃないのだと思う事ができ、記憶が楽になりました。
結願直後のこの心境が、ずっと継続しない時もあるのですが、修行がなかったら、一人きりだったら、味わえなかった心境を、覚えておきたいと思いました。
そして、これからは出来るだけ自分をニュートラルにして、穏やかに過ごす事の心地良さを自分に与えたいです。
このたびの滅罪会にも、申込みを希望しております。
お手数をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。