大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和5年 春季彼岸会の感想その14

大森先生、シリソワカ
お世話になっております。
春季彼岸会ならびに不動明王修行会に参加させて頂きありがとう御座いました。
お陰様で、お彼岸の期間それぞれの故人に思いを向けて、心ゆくまで拝む事ができました。
そしてお彼岸の中日は私の誕生日だったので主人が私方の実家、親戚のお墓参り巡りという素敵なプレゼントをしてくれました。
少し遠い事もあり、お盆迄行けそうも無いなと寂しく思っていたので何よりも嬉しかったです。
 
家が絶えてしまい、お参りする人も限られている母方の実家の墓前では、先ずは墓石の隣にちょこんと居られる、母の妹の供養のためのお地蔵様に新しく帽子とよだれ掛け?を用意してたので衣替えしてもらいました。
そして墓前にきれいな花と良い香りのお線香ロウソクを供え、こうして命を繋いで頂いたことに感謝しました。
 
永代供養を申込みさせて頂いたお陰で以前のように先の不安は感じず、もう大丈夫だからね!と安心感に包まれました。
きっとご先祖様も喜んでおられるとおもいます。
 
帰り際なぜか、ふと気になり横に回り墓石を見てみると知らない戒名、俗名を見つけました。
苔などを払いながら指でそっとなぞってみながら読んでみました。
 
その時、祖父と祖母はお互いのつれあいを早くに亡くし、それぞれの子どもを連れての再婚で祖母は後妻だったと子どもの頃聞いた覚えがあった事を思い出しました。
 
見覚えのない戒名は26歳という若さで病気でお亡くなりになった先妻の方のものだったのです。
今迄ずっと知ることなく意識にないままお参りしていたので何とも申し訳ない気持ちになりました。
「長い間ごめんなさい。これからは安心してくださいね。私が生きて続けられる限りは
供養さて頂きます。」とあらためてご挨拶とお参りをしました。
 
母方の実家の永代供養をお申し込みする際、法要などご供養が滞っていたので、一人ひとりの永代供養をと考えておりましたが亡くなって50年経っている方は先祖代々での永代供養が良いのかなと何となくですが思ったのです。
各故人だけではなく、母方実家の先祖代々でも永代供養をあげさせて頂いて本当に良かったです。
そうでなければ先妻の方のご供養がもれるところでした。
何となくそうしようと思ったことにはご先祖様の想いや意味があるのだなと不思議に感じたしだいです。
 
大森先生より、永代、逆修供養の尊いご縁を頂くことが出来ましたこと大変ありがたく心より感謝申し上げます。
 
そして今回の不動明王修行会では修行会が始まる少し前にお不動様を写佛してみました。
お姿を写しながら、お不動様のお顔、髪型、持ち物、飾りにはどんな意味が有るのだろうと色々楽しくあれこれと想像しておりました。
目を入れるところは緊張のあまり、ぷるぷると手が震えましたが(笑)お不動様のご真言を唱えながら描き入れると、優しいお顔のお不動様のお姿になりました。
また少しお不動様が近く感じられ、ますます大好きになりました。
 
この先も大森先生、ご同行の皆様にも支えて頂きならが精進してまいりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
 
つきましては、4月滅罪会の申込み要項をお送り下さる様お願い申し上げます。
 
吉祥成就合掌礼拝

撮影Mさん 如意輪観音石像