大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和5年 陀羅尼報恩会の感想その4

善龍庵
大森先生

お世話になっております。
このたびは陀羅尼報恩会参加の機会をいただき、ありがとうございました。

以下感想です。

今回の修行を通じて、普段あまり意識できていない「感謝」と向き合うことができました。

自分を中心とした「生きている」という感覚も、「感謝」という観点で考えてみますと、
「生かされている」という感覚の方が近いのかなと思いました。

・誰かが欠けても自分が存在していないことを考えると、両親をはじめ先祖に感謝
・自分の体が年中無休24時間365日働き続けてくれていることに感謝
・今現在の暮らしで衣食住に困っていないことに感謝
・自分の身の回りにあるものやサービスを提供してくれている方々に感謝
・今の会社に勤務して仕事ができていることに感謝
・過去現在の悩み苦しみがあったからこそ成長できているので感謝
 (悩み苦しみは自分の在り方、考え方と向き合うきっかけになる。渦中にある時は難しくても、
  乗り越えて振り返ると「あの経験があったから今がある」と思える)
・どこかで途切れていたら今修行できていないので、過去から現在までに
 仏教の教えを繋いでくださった方々に感謝

普段当たり前のように思っていることほど、感謝の念が希薄になりますが、
その当たり前の中に感謝できることが沢山ある、ということに気づかされます。

引き続き自分のペースで修行を続けて参ります。

大森先生 シリソワカ
御同行の皆様 シリソワカ