亡くなった方に伝えたかったことがあるでしょう。
それは「さよなら」や「有難う」感謝だけでなく、悲しみや怒り、謝罪の言葉、本当はこうしたかった。などなど、いろんなことがあります。
それは伝えた方がよいかもしれません。無理にださなくてもいいですが、もし心にふと浮かんで来たら、それは伝える時期です。
でもどうやって。。。
手紙に書くとよいでしょう。
書き方は決まりがありません。箇条書きでもいいです。一言でも。
自分の胸のあたりを意識して、思うがまま、かんじるままに十分に手紙を書いて、封筒にいれノリで封じます。あて名は書きたければ書くといいです。
それを仏前にお供えします。
それができないときは、適宜自分の中でここが仮の祭壇だと決めたところに置きます。
そして、自分のしっているお経や真言、陀羅尼を気持ちが落ち着くまで唱えます。
(お線香やろうそくは供えられるなら供えます。できないときは無くてもかまいません)
唱え方はこだわらなくてもいいです。私は金剛般若経要品と光明真言、随求真言、大師宝号を唱えてます。
あとは、そのまま亡きかたに語り掛けてもかまいません。
最期に合掌して「〇〇(故人名)にお手紙を送ります。シリソワカ」と三回唱えて終わりです。
その手紙は、何度かいてもかまいません。一回でもいいです。思いついたときでも構いません。
手紙の数が多いときは、祭壇や仏壇からおろして、それ用と決めた紙袋に入れておきます。たまったら、とんど焼きの時やお焚き上げのできるところに納めます。その時はいくらかお気持ちをお供えします。
広い庭があれば自分で燃やしてもいいですが、火事には十分に注意してください。光明真言など自分の知っているお経や真言を唱えながら燃やせばいいです。灰は適宜すててかまいません。