4月のスル供養 - 弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想から
4月のスル供養 - 弱者のためのボン教ゾクチェン瞑想
チベットに伝わるボン教のスル供養(焼香供養)を箱寺先生が修法されます。
供物を燃やしてその煙を供養する修法です。
以下 箱寺先生のブログから転載、幅広くご供養されますね。
スル供養では、大麦、小麦、バターなどから特殊な供物を作り、それを火炎にくべます。燃える供物から立ち上がる白煙と薫香を、下記の四種類の客人に振る舞います。
- 第一の客人 ブッダ、本尊、ダーキニー
この供養によって私たちは功徳を積み、加持が得られます。
- 第二の客人 護法神
ボン教の教えを護る天部の神々。私たちに導きと加護を与えてくれます。
- 第三の客人 怒れる霊
前世で私たちが危害を加えてしまった相手の霊。スルの供物を受け取ることで彼らは満足し、心が平安になり、私たちへの復讐を放棄します。
- 第四の客人 六道とバルドの生物
輪廻やバルド(死から再生までの世界)をさまよう生物。この供養により食物、衣類、避難所など必要なものすべてを彼らは手に入れ、苦しみが和らぎ、私たちに危害を加えなくなります。