大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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相手が変わるためにも「間」が必要

大森義成先生

 

シリソワカ。おはようございます。

 

先日は、愛染明王修行会に参加をさせていただき、誠にありがとうございました。

 

 

人間関係で少し疲れたと申し上げましたが、間を意識することと、自分へのシリソワカのご指導のお陰様で、今は落ち着いています。

 

修行会の三日間を終えた後から「守られている」と感じるようになったことも、影響が大きかったです。

 

自分が頑張って気を張っていた状態から「頑張らなくても、何かが私を傷つけさせないように守ってくれている」と思える不思議な感覚になりました。

 

 

それに伴い、困りごとをやめてくれない人の態度も軟化して、物事を安心して進めることが出来ました。

 

どちらかというと、私自身は「相手が変わらないなら、もういいや。自分で何とかしよう。」という諦めの気持ちでいたのですが、変化に驚いています。

 

振り返ってみると、相手が変わるためにも「間」が必要だったのかもしれません。

 

私が積極的に関わろうとし過ぎることで、相手の考える時間を奪ってしまいますものね。それは、良いことではありませんでした。

 

また、刺々しいところがあっても、相手の方なりに何らかの伝えたいことがあっての自己表現だったのかもと、今は考えることが出来ています。

 

上手くお伝えできませんが、とても大きなものに包まれて、一人ではないことをハッキリ感じながら山を越えられました。

 

 

元々人に助けを乞うのが苦手でしたし、誰かと共同作業すること=弱さだと思っていたのですが(社会で生きているのに、勘違いも甚だしいですね)

 

今は、味方がいるっていいな…大切なことなのだなと思うに至っています。

 

誰とお付き合いをしていても、他人同士なので上手く噛み合わないことはあるとは思いますけれど、相手なりの表現を汲み取り、尊重して付き合えるよう努められる器の大きさを身につけていきたいです。

 

取り止めのない内容になってしまいましたが、これからも愛染明王修行会を日々大切にしていきたいと思います。

 

先生にもご迷惑をおかけすることもあると思いますが、一年間ご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

愛染明王様シリソワカ

大森先生シリソワカ

ご同行の皆様シリソワカ


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東寺にて撮影