大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和4年 愛染明王敬愛修行会の感想その21

善龍庵  大森義成 先生

 
  いつもお世話になります。
和歌山県の〇〇〇〇と、申します。
敬愛会ご厳修、ありがとうございました。
 
  昨年、先生のブログとご縁頂きました折、正直、なぜに愛染明王様❔と、微かな違和感がありました。
 
  しかし、修行法を授かり、前もって始めたところで思い出しました。中学校の美術の時間に、仕上がりがブロンズの様になる粘土で、塑像を作る時間があったのですが、私一人仏像を、それも当時好きだったお不動様では無く、愛染明王様の頭部(頚から上)を作ったことを。その後、引っ越しか、事情で、紛失しましたが、長い間それなりに大切にしていました。
 
   准胝観音様、お不動様、伏見稲荷様だけで無く、確かに愛染明王様ともご縁があったようです。お不動様とそれぞれ金胎両曼陀羅を代表されるほどの存在とは。
 
  開白に先だって、吉野の脳天大神様に報恩謝徳のお参りに行きましたが、その19日は、うまい具合にご縁日で、蔵王堂では秘仏御開帳と、すぐ身近でお護摩を拝見。
 
愛染堂でご真言を唱えて、脳天大神様まで戻ると、そこでもまたお護摩でした。その時、敬愛会お次第上での、今、特に『気になっている方(一人暮らしの高齢者、病気で入院中)』に敬愛の庫が開きそうと、なんとなく確信しました。
 
  結願2日後、その気になっている方の担当医からの病状説明でがありました。
 
 詳細は割愛しますが、驚いたことに、この新型コロナ禍で誰も面会を禁じられているはずの病院で、こちらから申し出もしてないのに、担当医は、病状説明に先だって、我々に面会を積極的に勧めてくださいました。
(同室入院患者もおられましたのに)
 
  おかげで、その方とながく疎遠だった息子さんは、ごく短い時間ですが、手を取り合って、何年ぶりかの再会を喜ぶことが出来ました。
 
   もしかすると今生、これが最後となるかも知れないので、なんとかこの機会に息子さんとご本人の交流ができればいいのにと、このことが、『今、最も気になっている方のこと』でしたので、先日の確信のとおり、まさに愛染明王様の敬愛会のおかげと、感じました。
(現状では、今後は一切面会出来ないようですが)
 
 
  敬愛会は3日で結願しましたが、我々は来年まで、引き続き修行出来るのが有り難く思います。
 
  お不動様と愛染明王様と日を決めて、また他にご伝授頂いた修行法も、自分のペースで焦らず、出来なくても落ち込まず、続けていきたいと思います。
 
  最近はお次第のご真言を唱えると、身体が温かい気に満ちてくる心持ちがして、その修行の時が、1日で一番落ち着ける時間と感じています。
  また、滅罪会で、お世話になります。
よろしくお願いいたします。
長文、失礼致しました。
 
  大森先生 シリソワカ
  金剛愛染明王 シリソワカ
  大聖不動明王 シリソワカ
  諸尊諸菩薩 所縁の守護神霊様 シリソワカ
    ご同行の皆様  シリソワカ

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