うっかりと風邪に罹患しまして養生しております。検査したらインフルエンザなどではありませんでした。
そのため、メールの返信が遅れています。もう少しお待ちください。朝の勤行と施餓鬼は続けております。
親戚の法事などあったのですが、予定を変更してもらいました。
あと、恐れ入りますが、お見舞いのメールはご辞退しております。返信するのが大変なためです。もし頂いても返信しませんので、あらかじめご了承ください。
お心の中で『生きとし生けるものシリソワカ』と念じていただければありがたいです。
さて、今回は特に頭痛と腰痛がひどいです。未だに頭痛はあります。
とりあえず処方してもらった鎮痛剤を飲めば楽になるのですが、それが切れれば元の木阿弥。
ゆっくり寝てもいられません。
そこでどうしても必要な時だけは鎮痛剤を飲み、あとは飲まないようにして痛みに耐えてました。結構腰痛がひどくて苦しんでいたのですが、その時思い出したのは橋本徹馬先生のお言葉です。
橋本先生は痛みというのは、その人の業が消滅していく姿なのだから「痛い、ありがたい」といえばいいのであると説かれていました。
しかし、痛くて苦しい時はありがたいなどとは思えませんし、言えません。
よっぽどの達人です。
そこで痛みを感じたらすかさず『痛い。シリソワカ』を繰り返していました。
自分の現状を否定するのではなく、ただ祝福する。これは意外とできるものだなと思いました。
お釈迦様は、晩年背中に激痛がある時には、深い精神統一の状態に入ってそれをやり過ごしたと言われています。
エリクソン催眠で有名なエリクソンも、ポリオによる脊椎の痛みに耐えるのに自己催眠を使ったと言われています。
すると不思議なことになんとかやり過ごすことができて、頭痛、腰痛が減ってきました。
時間稼ぎではありますが、ただ苦しみに耐えたり、悩むよりは祝福するのが良いということを身をもって知りました。
病中の用心としてご紹介する次第です。
追記 もちろん適切に治療を受けることが大事です。