大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

東寺参拝

盂蘭盆大供養会も無事に終わり東寺にお礼参り。御影堂の前で極略作法で理趣経法をおがむ。

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佛頂尊勝陀羅尼の石碑の前では施主ならびに修行者各位の滅罪生善を祈念。

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東寺の灌頂院は真言宗にとって重要な行事、後七日御修法や伝法灌頂が行われている。御修法は正月に行うので、とても寒い時の行事である。私も数十年前に承仕で出仕させていただいた。

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詳しくはここでは書けないが、弘法大師と東寺の鎮守である八幡神は深い関係がある。



♦お知らせ♦
7月25日日曜日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは7月21日水曜日です。

稲荷山土用行 その4

お稲荷さんの御眷属は御分霊と共に全国各地へと出張されるわけだが、お祀りしている人が稲荷山に参拝する時に一緒についてくるそうだ。

そして、鳥居をくぐるたびに霊格が上がっていくという話を聞いたことがある。

熱心な方は北海道や九州からもお参りされているとお茶屋さんで伺った。
不思議なことにお参りした費用はどこからか都合がつくのである。

健康、時間、費用他すべてが整わないとお参りできない。だから私は毎月稲荷山にお参りできることが最高のご利益だと感じている。

そして、基本的に報恩感謝の祈りと施主、修行者各位のことをお願いするだけで自分の事は頼まない。

ただし唯一のお願いは「来月もお参りさせてください」である。

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稲荷山土用行 その3

帰り、ある茶店で休憩した時に、そのお店のおかみさんからこんな話を聞いた。

京都で会社を経営している人が倒産の危機に至った時に伏見稲荷にお参りしてそれか持ち直したというのだ。

それからその人は月に3回必ずお参りを続けてると言う。

よっぽど、ありがたかったのだろう。
この人の感心なのはそれを続けているところである。だからご利益も維持されている。


ところが人というのは、困っている時には一生懸命拝むのにご利益を授かったらそのことをすっかり忘れて手を抜いてしまうことがある。

喉元過ぎれば熱さ忘れるである。

ここで信仰というのは試される。

ご利益欲しさに熱心で拝んでいたのに、かなってしまえばさようならというのでは、神様としても何のためにご利益を授けたのだろうと首をかしげるに違いない。

ご利益は信仰の世界に入るための門である。その人が道を歩む第一歩なのだ。

せっかくご利益が授かったのに御礼参りにどうしようと悩む話を聞いたことがある。本末転倒も甚だしい。

よく聖天様やお稲荷様が怖いという人がいるが、本当に怖いのは欲深い人間の方である。

砂澤たまゑ先生が「神様は人間が怖いと言って最近は出てこない」とおっしゃられたそうだが無理もない。

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稲荷山土用行 その2

京都はかなり暑いが稲荷山の中は風が気持ち良い。

お祭りの日だけあって、休みの茶店は一件もなかった。

山中のある場所で施餓鬼供養、稲荷山満山諸天善神、諸眷属等へ法味を供養した。

御眷属は御祭神の命を受けてフル回転するため、くたびれているので大きなお祭りの日の夜にはお参りは控えるように言っていたそうである。

コロナの自粛で本宮祭は極めて質素に行われていた。

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稲荷山土用行 その1

今日は土用の入であり、伏見稲荷大社の本宮祭でもあるので土用行をさせていただいた。
各神蹟で理趣経百字の偈、尊勝陀羅尼、ほか秘印明を結誦し御法楽。
善龍庵施主修行者各位の修行順調、吉祥成就をご祈念。

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仏様に包まれて

【ここから頂いたメール】

前回、守護霊様の供養を行った時に今までにない大きな声が出て驚いたことをご報告したのですが、盂蘭盆会の法性大日如来の御真言の「○○○」の部分はそれ以上の大きな声がお腹から自然に出ます。

部屋にも自分の身体にも響いているような大きな声が出ます。

この御真言を毎日ずっとずっと唱え続けたいという気持ちが湧いてきます。

そして今日、供養を行う前に大日如来が結んでいる印の右手は仏様で左手は衆生だというネットの記事を読んで、石見の才市さんの「ええな せかいこくうがみなほとけ わしもその中 南無阿弥陀仏」を思い出しました。

大日如来の右手に包まれた左手に自分を重ねて思い出したのかもしれません。

なにか大きな存在に常に包まれている事に気がついたというか何というか上手く言葉で言い表せない気持ちになりました。

仏壇のない家で育ち、仏壇のない家で暮らす身でありながら、大森先生を通じて仏様との尊いご縁をいただきましたこと心より感謝申し上げます。

今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

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