大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

修正会(しゅしょうえ)

謹賀新年 敬礼三宝

本年もよろしくお願いいたします。

皆さま方のご多幸を祈念しています。

 

懺悔 積善 報恩

善龍庵  大森義成 合掌

 

今朝は修正会(しゅしょうえ)として、准胝懺摩法を修行しました。准胝仏母に懺悔する法要です。

 

修正会は吉祥天悔過(けか)か薬師悔過など、正月に懺悔をして国家安穏を祈願する法要です。古いお寺では、独特の声明を唱えながら礼拝や散華、行道をおこなう悔過が修されます。


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准胝尊(善龍庵蔵)

 

二月に修行する場合は修二会(しゅにえ)といいます。

有名なのは東大寺のお水取りです。これは十一面悔過の法要のことです。

 


用語説明 其の二|修二会|年中行事|華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ

上記から転載。

 

「十一面」とは「十一面観世音菩薩」のこと、「悔過(けか)」とは私たちが生きる上で過去に犯してきた様々な過ち(あやまち)を、本尊の仏前で発露(ほつろ)懺悔(さんげ)する(告白して許しを請う)ことをいう。

仏教の経典が中国語に訳されたとき、古くは「悔過(けか)」と訳されていたが、その後「懺悔(さんげ)」と訳されるようになった。日本では奈良時代には主に「悔過」という言葉が用いられ、二月堂の「十一面悔過」をはじめとして諸寺院で「薬師悔過」「吉祥悔過」「阿弥陀悔過」等が盛んにつとめられた。

 

http://kinki.jcca-net.or.jp/anaba/past/2001_12/members-anaba2001_12.html

修正会や修二会のことを「おこない」と呼ぶことがあります。

上記サイト参照ください。