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東国三社参り その3

香取神宮参拝

 

香取の御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)

御本地は十一面観音

 

鹿島神宮とならび鎮護国家の神様で名高い。

 

仁王般若経護国品、十一面観音真言を読誦し、御法楽を捧げた。

 

神宮寺として、香取字宮中台(香取神宮西側の雨乞い塚付近)には、明治元年(1868)まで、真言宗の香取山金剛宝寺があったそうだ。

 


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御本殿は裏からも参拝できる。後戸は実際に働く神々が控えているので、松橋神祇灌頂の印明を結誦して御法楽した。


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三社参りは香取神宮で結願。神恩感謝、神威倍増、国家安穏(こっけあんのん)を祈念した。

明治期の廃仏毀釈までは千年以上にわたり、神社では読経法楽が行われてきた。それがなくなってから、日本の霊性は次第に失われてきたと感じる。

 

今後、何らかの形で、神仏習合の精神を蘇らせることに微力ながら貢献したいと念願している。

 

香取神宮神仏習合については、下記のサイトで触れられている。

アーカイブ香取遺産 Vol.051~060:香取市ホームページ


アーカイブ香取遺産 Vol.051~060:香取市ホームページ