羽田先生のブログを読んでいたら富士山の弁財天の話が書いてありました。
これを読んで思い出したのですが、以前ミャンマーから来た、神通力があると評判のある瞑想指導者に色々とお話を伺うことができました。
その方は来日した際に、必ず富士山に行ってしばらく瞑想するそうです。
なぜそうするのかと尋ねると、それは富士山に龍神が2体いらっしゃるからだと言う事でした。
その時も瞑想指導が多忙で富士山に行く時間が全くなかったにもかかわらず、在日のミャンマー人に運転を頼み強行軍で富士山に行ってきたと関係者を驚かせていました。
奈良の天河弁財天もそうだと思うのですが、日本古来の神霊の多くは本来蛇の姿であり、後に仏教が入ってきたことで、一番近い形である弁財天としてお祀りしたのだと考えられます。
蛇は土の上をはい、水の中を進む水陸自在の能力を持つ神秘的な生き物です。
こういうことが神仏習合の始まりではないかと思います。
ちなみに両部神道では日本の神様の通じての三昧耶形は蛇とされてます。これにより、神さまの通本地である愛染明王の姿を蛇の形で描くことがあります。