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願海大阿闍梨と尊勝明神

境稲荷 - 金翅鳥院のブログ


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以前に羽田先生はブログで伊勢崎の境稲荷のことを書いていました。

私もここは尊勝明神だと思っていました。

 

なぜなら『瀧尾大權現靈託記』の附録、

「尊勝大明神略縁起」のなかで羅渓慈本が、尊勝明神のご神体を京都の河原町の浄教寺にある自坊、雲仙庵にまつり、それを境町と長野県に分霊したという話が出ているからです。


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そうしたら、境稲荷の願海さんが奉納した手水鉢に尊勝社との文字があることを知人から教えてもらいました。

尊勝明神は1500年以上も経た古仙で願海大阿闍梨がそう名付ける事によって良い神様になったそうです。

 

お参りする時には

 

辻拂(つじはらい)の命(みこと) 3回

尊勝大明神(そんじょうだいみょうじん) 3回

佛頂尊勝陀羅尼を1回唱える

ボロン 7回

慈眼視衆生 福聚海無量 1回

(じげんじしゅじょう ふくじゅかいむりょう)

 

とお唱えします

ご縁日はおいなりさんと一緒で午の日

 

今はそんなことも忘れられてすっかり衰退してるそうですが、またお参りに来る人が増えたら良いなと思っています。

 

ちなみに長野県にはどこにお祀りされているか明白ではありませんが推察するに塩田平だと思います。

次のブログをご参照ください。

kengaku5.hatenablog.com

 

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