三ノ峰に参拝
御法楽と稲荷本地の大事にてご供養。
御同行と施主各位の吉祥成就を祈念
間ノ峰 荷田社 伊勢大神
荷田氏の祖先、龍頭太(りゅうとうだ)は弘法大師とご縁が深く、真言密教の稲荷信仰の淵源に関わる。
『稲荷大明神流記』
によれば
龍頭太は、和同年中より以来、既に百年に及ぶまで、当山麓にいほりを結んで、昼は田を耕し、夜は薪をこるを業とす。其の面竜の如し。顔の上に光ありて、夜を照らす事昼に似り、人是を龍頭太と名く。其の姓を荷田氏と云ふ。稲を荷ける故なり。
この文章を初めて読んだときにとても奇妙な記述だなと思った。
それは
夜は薪をこるを業とす。
その面、龍のごとし。
顔の上に光ありて、夜を照らすこと昼に似たり。
続く