大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

代理行の不思議

御自身の修行だけでなく、お子さんの代理行をされている方からのご報告です。

私の尊敬する神道家、黒住宗忠師の教えに「立ち向こう人の心は鏡なり己が姿を移してやみん」があります。

自分のご縁ある方々は良きにつけ、悪しきにつけ、自分の姿(いいかえれば業)を映す出しています。

自分が供養や修行し、同時にその方々のために代理行やご供養させていただく。

いわゆる利他行です。

その時は相手を変えようとしないというのが心構えです。ただ謙虚に「その方のために」というだけです。

それを心がけると、たとえ相手がそれを知らなくても、次第に自他ともに自然に変化するものです。

自利利他、二利双修といいます。

 

ここからいただいた感想

 

子どもの変化を勝手ながらご報告させて頂きたいと思います。

秋季彼岸会開白のその日に、新たなバイトをする為に履歴書を買ってくると言い、結願の日にバイト先に直接申込みをしてきました。
新しいバイトは入浴施設の掃除で、朝の5:30からです。
昼まで寝ているような子供が、早朝の仕事を始めました。
2回バイトに行き、70代のおばあちゃんが仕切っておられて、とても優しくしてもらってます。
そんなにがっつり働いているわけではありませんが、これまでのバイトと合わせて二足のわらじを始めています。

もう一つ、我が家には親戚が連れてきた猫がいるのですが
子どもは自分も猫を飼いたいとずっと願っていて
どこかに困っている捨て猫がいたら保護しようと日頃から言っていました。

9/28のお不動様の御縁日
バイトへ向かう子供を送る時に、小さな黒い物が車の前に飛び出そうとしてきました。
小さな黒い物は細くて、何だこれは!?一瞬まるで餓鬼の様だと感じて驚きましたが、小さな黒い子猫だと理解しました。

車を停めて子どもが駆け寄るとカラス数羽に襲われ逃げている状況でした。

すぐに保護して、とりあえず子供をバイトへ送り、私は黒い子猫を動物病院へ。
子どもがずっと捨て猫がいたら保護すると言っていましたので、何故か私もうちで飼うのが当然とその様に動きました。

これまでの私だったら、家で飼うのは無理だからとみて見ぬふりをしたと思います。

これまで、様々な修行で子供の代理行もさせて頂き、お不動様の御縁日に子どもが願っていた猫も飛び出してきて笑
いろんな事が整ってきたねー!と
家族中、みんなで良かった良かったと語り合っています。

様々な修行でのご利益を頂けたと
感謝の気持ちでいっぱいです。

新しい我が家の家族の黒猫ちゃん
子どもが大事にお世話しております。

御神仏さまシリソワカ
一切衆生シリソワカ
御同行の皆さまシリソワカ
大森先生シリソワカ

ありがとうございます。

 

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