大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和4年11月滅罪会の感想その31

私たちは人間ですから、怒りや悲しみ、嫌悪などさまざまな感情が出てくるのは、ある意味で当たり前なのです。

修行が深まると、外の現象に対して、自分の修行の糧ととらえて、心の転換がしやすくなります。

(これは無理にそうするのではなく、修行を続けているといつか自然にそうなります。そのためにはまずは、今の自分の感情や気持ちを認めることです。そこから修養を積んでいくのです。今の自身を否定して、ほかの何者かに変身することはありません。

まさに「それ仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し。真如外に非ず。身を棄てていずくにか求めん。」『般若心経秘鍵』です。シリソワカ

 

大森先生

 
お世話になっております。
3回目の懺悔会は、開白中は順調だったのですが、その後、久しぶりに切羽詰まった状況に身を置くこととなり、まだまだ改善しきれていない自身の本性に相対することとなりました。
あまりに醜い自分自身に嫌悪を抱きかけましたが、すぐ「慢心に気付くために与えられた機会かもしれない」「これは過去の悪業を解消する貴重な機会だ」と気持ちを切り替え、逃げずに向き合うことができました。
これもひとえに大森先生とご同行の皆様のおかげです。
 
仏縁に感謝です。
今後ともよろしくお願いいたします。
 
合掌

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