大森先生 シリソワカ
昨日春季彼岸会の申し込みをしたからでしょうか、懐かしい、不思議な夢を見ました。
昨日は、一人だったため入浴剤の代わりに出雲大社で頂いたお塩をひとつかみ入れました。
いつもは温泉が好きでした長男を想いながら「気持ちいいね」と思っているのですが、昨日は「逢いたいよ」と思っておりました。
夢を覚えていることは少ないのですが、今朝がたはよく覚えておりました。
建て替え前の古い実家のキッチンに長男がいて、外出から戻った私に「そろそろ帰るね」といったので引き止めました。
キッチンは昔のままお風呂の焚口や勝手口も狭いテーブルもその上にある物も家の間取りも庭の盆栽も、全てが祖父母と同居していた50年以上前のままでした。
そのキッチンではっきりと見えるのは長男だけ、祖父母や両親は気配を感じるだけで姿は見えません。
現世にいる私たちは実家を建て替えた20年ぐらい前の姿でしたが長男や祖父母、両親はあちらへ還ったころの姿や気配を漂わせていました。
目覚めてから朝のお勤めのために仏壇に向かいましたら、祖父母、両親がほほ笑んだように思え、春季彼岸会をお願いしましたことを長男やご先祖様方が喜んでくださったのだと思いました。
私のつたない祈りがようやく長男、ご先祖様に届くようになったと、これからも精進して供養を届けたいと思います。
今後ともご指導のほどよろしくお願いします。
大森先生シリソワカ
ご同行の皆様シリソワカ
ご先祖様シリソワカ
東寺の宝篋印塔
宝篋印塔は私たちの中の菩提心を表します。