大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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4月滅罪会の感想その36

大森義成先生

 
大森先生、シリソワカ。いつもお世話になっております。
お礼がすっかり遅くなりましたが、滅罪会をご指導いただき誠に有り難うございました。
「間を取る」という文言が大変しっくりきて、心が楽になりました。
前回の滅罪会で感覚として感じていたものが、ハッキリ言葉として認識され、執着して握りしめていたものをすっと遠ざけることが出来ました。
 
以前所属していた宗教団体で色々とありまして、距離を置かせていただいたのですが、信仰が絡むことだけに根が深かったようで、ずっと心の生傷から血が流れているような状態でした。
宗教そのものへの拒否感が出てしまい、何年もの間、何も信じることが出来ずに真っ暗闇の中過ごして参りました。
しかし滅罪会の後は、長い間苦しんできた事柄も実はとっくに過ぎ去って、関わりのないものになっていたのかもしれない、と感じることが出来ました。
 
自分の中で大きな変化だったせいか、感情が揺れ動いてちょっと体調も崩してしまいました。
でもこうして新たに仏教とのご縁を頂けて、立ち直る道が見えて参りましたこと、心より有り難く思っております。
神仏におすがりして、少しずつでも歩き出せればと思います。
 
どうぞお体を労ってお過ごしになりますように。
いつもありがとうございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
◎この感想に対して下記の返信をしました。
 

>宗教そのものへの拒否感が出てしまい、何年もの間、何も信じることが出来ずに真っ暗闇の中過ごして参りました。

 

よくそれだけの間、真っ暗闇に耐えて生き抜いてきましたね!それだけの耐える力が◎◎さんに有るのです。

 

>前回の滅罪会で感覚として感じていたものが、ハッキリ言葉として認識され、執着して握りしめていたものをすっと遠ざけることが出来ました。

 

だからこそ、いま修行して遠ざけることができたのです。

 
◎下記の返信を頂きました。
 
先ほどのお返事に大変励まされました。誠に有り難うございました。
私はずっと、その団体に関わってしまった自分を責め、また心の傷から立ち直ることが出来ない自分をも責めていました。
でも先生のお言葉で、私には耐える力があり、だからこそ遠ざけることが出来たのだ、と認識を改めることが出来ました。
私はいつも、良い方向にものの見方を変えようとするとき「それは欺瞞だ」と自分を裁いてしまう癖があります。
しかしこの件に関しては、本当にそうだったのだと、心から納得することができました。
 

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