戦争の抑留犠牲者のご供養されている方からのメールです。
慈悲の供養は大事ですね。
善龍庵
大森義成先生
拝啓、お盆の候、ご法務ますますご繁忙のことと存じます。さて、このたびは、本年盂
蘭盆大供養会を厳修たまわりまことにありがとうございました。おかげさまで自宅での
ご供養も無事結願となりました。
ご本尊様、ご神仏様および先生ならびにご同行の皆様に篤く御礼を申し上げます。
このたびは先祖代々のほか、仕事関連の犠牲者のご供養も慰霊のためにお願いいたしま
した。抑留犠牲者関係のご供養もいたしましたが、不思議なことに、お中日に、もう手
に入らないとおもっていた現地抑留についての貴重な資料が入手できました。
それに先だって行っていただいたお施餓鬼では、抑留犠牲者の方々が一口でも白い日本
のご飯が食べたいといっていた記録を事前にみていたので、お水を供えながら、おにぎ
りとワンカップの酒を慰霊碑に供える観想をしながらご供養しておりましたが、その後
、お米とお酒のおみやげをもらって、驚きました。特に、ワンカップの酒と同じブラン
ドのお酒だったので、冥冥のお助けをいただいた気がいたしました。
先生のご法話で修行中あまり不思議にこだわらないのが肝要と心得ましたので、いろい
ろなご縁のお助けで生きているので、ご供養によって自他ともに尊重するのが本道で果
報は諸縁整えば自然に生じるだけという気づきを深めました。
先生におかれましては何卒ご自愛のほど、吉祥成就をお祈りいたします。 合掌