善龍庵には妙見尊と鎮宅霊符尊をお祀りして、日々施主ご同行の吉祥成就をお祈りしている。
そういうこともあって、群馬県高崎市にある少林山達磨寺に参拝。
上毛かるたにも「縁起だるまの少林山」というのがあるほど有名。
ご本尊は鎮宅霊符尊、黄檗宗のお寺である。
御祈祷を受けると本堂に入ってご本尊を直接参拝できる(下記達磨寺のサイトでもお姿を拝することができる)ので、報恩謝徳で御祈祷していただいた。
祈祷札は独特なもので、あわせて本命星の護符もついていて、丁寧である。
御札は不敬にならないように、掲載しない。
なかでも感銘したのは、ご祈祷まえに調身、調息、調心の指導があり、
心がまえを説かれる。さすが黄檗宗のお寺である。
そして、私たちの願いを仏さまに叶えるよう迫るのは、仏さまを自分たちにあわさせようとするのであり、それよりも私たちが仏さまにあわせていけば、自然に功徳が現れる旨のお話をいただいた。
たいへん得ることが多い御祈祷であった。
善龍庵の施主、御同行各位の吉祥成就をよくよくご祈念した。
御祈祷ののちに御札と護符、お供物と暦をいただいた。
さすがお供物も凝っている。
早朝高崎に向かい、とんぼ返りで帰庵。
さきほど本日からの施餓鬼供養を拝みました。