大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

施餓鬼供養の功徳その281

[最近の体験です]
先日、いつもの通り母方先祖代々の墓参りに行こうとした所、何故か道を間違えて
(左に曲がる所を何故か直進したようです)見覚えのない通りに出てしまいました。
カーナビを見ても知らない地名ばかりだったので、とりあえず標識を頼りに元の道に戻ろうと車を走らせていたところ、見覚えのある通りに出ました。

そこは大きな工場がある通りだったのですが、父親の実家の近くだったのです。
そしてその工場は、父親の実兄のお嫁さん(おそらく40代後半くらいで亡くなっている)
が仕事をしていた工場でした。
その時、いつも母方ばかりお墓参りをして、なんでウチには来ないのよ…と
呼び出されて愚痴でも言われているような気がしました。
(子供の頃に1〜2回お墓参りしただけで、父方のお墓がどこにあるのか記憶にない)

施餓鬼供養などでは必ず両家の先祖代々の諸霊を供養対象にしているのにとは思ったものの
生身の人間に置き換えてみれば、確かに面白くないでしょう。

そう考えると少し怖くなって、足止めを喰らったものと思い、早々に家に帰ってきました。
道を間違えた先であることに気づくとは…これは、お導きなのかな?と思ってしまいました。
施餓鬼供養などの日頃のご供養がご先祖様に届いているものとも考えられました。
先ずはお墓を探して、父方の墓参りをしたいと思っています。