閻魔天は准胝様のご眷属です。大森
大森先生シリソワカ
新年早々に准胝様のご加護をいただいたので、ご報告をいたします。
息子は体が弱く、幼い時から体調を崩しがちでした。本人は頑張っているものの、大きくなってからも仏様に助けていただきたいと思うことがありました。
ある日、さるお寺で韋駄天様を見つけて(子供を病気から守ってくれると知り)助けてくださいませんか?とお聞きしたところ『それはいいけど、子供達はもう薬師如来が守っているよ。どうする?』と逆に聞かれたことがありました。
それ以来、子供達を守ってくださっているお薬師さんを探していたのです。
不思議なことに、あちらこちらにお薬師様はいるのに此処!と言い切れるところがなく。お遍路をした場所から、子供の頃からお詣りしたお寺までを探し始めて一年半。妄想かもしれないんだし、もう探すのを諦めようと思っていたときのこと…
先日、急に准胝様に手を合わせたくなり、大森先生から滅罪会でいただいた御影の前で般若心経とご真言を唱えました。
それから眠りにつこうとした時、ふと土地の鎮守様の、今は無き別当について調べたくなって検索をし始めた流れで、息子が幼い頃に一度だけ尋ねたお寺を思い出したのです。(別当は、そのお寺の末寺だったという記述あり)
10年以上前。まだ抱っこが必要だった長男を連れて、散歩をしました。気になって立ち寄ったお寺の門をくぐると、ご婦人が閻魔様のいらっしゃるお堂に導いてくださいました。
人生で初めて、閻魔様のお像を間近で見たのがこの時で。帰りには、お供えのお下がりも分けてくださったのです。
それから次男も生まれ、何となく再び立ち寄ることなく時が過ぎていたのですが…そちらのご本尊が薬師如来様でした。
しかも鎮守として清瀧権現様もいらっしゃり、本地仏が如意輪様と准胝様と知って『ここだ!!!』となりました。
まさか、一度しか行った事がないお寺のお薬師様がずっと守ってくださっていたなんて。
ご縁が結ばれるのに、時間や回数は関係ないのだなと身をもって知りました。お願い事をする・しないも、関係ないのですね。
私自身、准胝様にご縁は薄いのだと(何故か)勝手に考えていたのですけれど、それも本当に勝手でしかなかったのかもしれません。
早速、報恩のお詣りに行きました。
ご婦人は先代様の奥様だったらしく、もう亡くなられていましたけれど、あの時の閻魔様は新しいお堂に移られており手を合わせる事ができました。
帰り道、色んな想いが溢れて号泣してしまいました。これからもこちらには手を合わせていきたいと思います。
大森先生のご修行に縁したことで、お薬師様にも不義理をせずに済みました。
ありがとうございました。
准胝様シリソワカ
閻魔様シリソワカ
韋駄天様シリソワカ