昨年度は 結縁の伝授をいただいたこともあってか、在宅中はほぼ毎朝、不動明王守護法を行うことができました。
もちろん現在も継続できています。
正直、面倒くさがりの自分がここまで続けられるとは思っていませんでしたが、今ではなにもしないほうが居心地悪いくらいなので、我ながら驚いています。
そしてそのおかげで、心の状態も随分改善されているように思います。
まさに仏縁尊し、ありがたし…です。
続けられた要因の1つとして、昨年度はお世話になった知人への代理行としたことも大きかったように思います。
実は、その知人のご家族が数年前から行方不明になっており、乗っていた車は海の近くで発見されたものの、遺書も遺留品もないことから、事故か失踪かすらわからない状態でした。
その方は一家の大黒柱でもあったので、遺された知人は長い間心身ともに負担が重い状態にありました。
私としても、何かできないかと代理行を行うなどしながら、もどかしい思いで見守っていたのですが、つい最近、一部のお骨が発見され、行方不明のご家族であることが判明したそうです。
知人は、時間が経過する過程である程度覚悟していたとはいえ、やっと生死が判明し告別式も行うことができたので、一区切りついたと言っていました。
私からは、沖に流されたら戻りにくい潮流の海で、本人と判定しうる部分のお骨が数年越しで打ち上げられ発見されたことは奇跡だねと話をしました。
おこがましくも、少なからず代理行により貢献できたのではないかと、感じているところです。
代理行の機会を作ってくださった先生にも、深く感謝申し上げます。
近々、このご家族のお施餓鬼も、不動明王修行会と併せてお願いしたいと思っています。
打ち明け話が長くなりました。
星に祈る会も、いつもどおり心が踊る祈願文と親しみ深い御真言の数々で、業務多忙な中でも日々修することができました。
お茶を煎れる時間、お茶(仙薬)を味わう時間で、気の焦りを落ち着けることができたように思います。
職場環境も結願後から改善の方向に向かっているとはいえ、ちょっと無理をしすぎたようです。心についてはおかげさまで状態を整えることができていますが、今月は意識的に身体を休める機会を作ろうと思います。
細々ながら、地道に信仰を継続できていることに感謝です。