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橋本徹馬先生の墓参


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北品川駅から歩いて五分くらいにある

法禅寺(浄土宗)に、紫雲荘の橋本徹馬(はしもと てつま)先生のお墓がある。これで3度目の参拝。

若い頃、たまたま断食道場で手にした先生の著作『人生を楽観すべし』『神人一体の自覚』を読んで影響を受けた部分がある。

橋本先生は政治評論家から独自の宗教思想家に転じた方である。

その実践方法は、墓参、写経、断食、日の出を見る行、滝行、善事を心掛ける、四国八十八ケ所や観音霊場参拝、法華経訓読などであり、なかでも水子地蔵寺秩父に建立して、その供養を力説している。

(※橋本先生は、ほぼすべての病気や不幸の原因を、先祖や水子の供養不足と説くが、私はこの説はとらない)


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本堂に参拝


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先生は、墓参が重要だと、本を書いて勧めていた。

私はお墓は故人や先祖の象徴だと考えている。

30年以上まえのこと。

はじめてお参りしたときには、まったくお墓の位置がわからず(紫雲荘で教えてもらい、再度法禅寺でもおしえてもらったのだが)墓地をぐるぐるさまよい、いよいよ夕方暗くなってきてあきらめて帰ろうとした。墓地の出口で「橋本先生、あなたは墓参を重視しているから、私はお参りにきました。それならば、お墓の位置をおしえてください」と念じて、振り向くとふと一つの墓石に目がいった。それが橋本先生のお墓であった。


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橋本先生のお墓


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線香を手向け、金剛般若経要品と阿弥陀如来根本陀羅尼などを唱えてご回向。


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