逆から般若心経を読むのは、除罰や呪詛返しなどに用いられているが、ほかに意外な功徳がある。
それは、過去の嫌な記憶や感情がよみがえったとき。あるいは、そこから抜けにくいときなど。
身近なところに般若心経の経本を用意していて、すぐにそれを取り出し、最後のページを開く。あるいは常に携帯してても良い。
この場合は、とくに作法や修行はいらない。
あらかじめ練習しないこと。
いつでもどこでもいいので、般若心経の文字を逆さに読んでいく。
1~7巻くらいで、適宜、少し落ち着くまで唱える。落ち着けばその巻でやめて良い。(声に出せないときは黙読でよい)
その経本にある、漢字一字一字に振られているルビをそのまま読めばよい
(途中 読み間違えたら、読み直せばよい。)
読誦例
経(ぎょう)心(しん)若(にゃ)般(はん)
訶(か)婆(わ)薩(そ)提(じ)菩(ぼ)
諦(てい)羯(ぎゃ)僧(そう)羅(ら)波(は)
諦(てい)羯(ぎゃ)羅(ら)波(は)
諦(てい)羯(ぎゃ)諦(てい)羯(ぎゃ)
曰(わつ)呪(しゅ)説(せつ)即(そく)
以下これに準じて最後まで唱える。
(※「うょぎんしゃにんは」 のように完全にさかさまには唱えない)
おちついたら深呼吸三回(吐く息をフーーーっと長め)
(深呼吸苦手な人はやらなくていい)