大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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金剛薩埵の思いを強く自覚

大森先生 シリソワカ

 

埼玉の〇〇〇〇です。

伝授の後、いろいろ忙しくお礼が遅くなりました。

 

先日は、盂蘭盆大供養会の翌日というお忙しい中、観音菩薩結縁伝授及び護身法の伝授ありがとうございました。

翌日は、お墓参りに行き、伝授の報告と、盂蘭盆大供養会の次第で拝んできました。

伝授は、3回目ということもあり、落ち着いた心持ちで、大日如来から法を授かる金剛薩埵の思いを強く自覚しながら臨むことができたように思います。

護身法は、密教の根本であるということで、護身法を授かることが一つの目標でしたので、

今回、伝授を受け、さらに修行を重ね、自分のものにしていきたいと思います。

 

大森先生の指導の下、修行をはじめ、4年になりますが、先日もお話ししましたように、先生のもとで修行を続けたいと思ったことの一つとして、

先生による指導や次第には、心理的な側面が含まれており、私にとってとてもなじみやすいと感じたからです。

 

最初の修行は愛染敬愛法でした。その次第を拝見し、最初に思ったのが、敬愛の思いを身近なところから宇宙大に広げ、また自分の周りに戻ってくるという観想が、

かつて岡野守也先生(「金剛般若経全講義」の著者)のサングラハ心理学研究所で行っていた「大地とのつながりを感じるワーク」(「生きる自信の心理学」に掲載されてます)に似ていたのです。

 

サングラハ心理学研究所では、何年間か唯識心理的なワークを学ばせていただきましたが、日常における心理的な問題や人間関係に関しては、

心理的なセルフワークを知り実践しておくと、仏教の深淵な教えを学び続けるためにも、とても有効だなと感じました。

 

大森先生の先日のお話では、心理的なことを意識して、密教の修行に生かしているとのこと。

 

なるほど、そのような工夫がなされているので、仏性を顕現させるという目的に資する形になっており、私も持続的に取り組めるのだなと思いました。

 

うつや落ち込みといった問題にも配慮し、いかに心理的な健全さを保ち、

生活や人間関係といった環境を整えながら、より大きな仏道を歩むということが可能かを善龍庵では実現しているのだと思います。

 

大森先生のお話をお聞きし、いつも印象に残るのが、「本当にこの人は救われているのか」「実際に実のある修行をしているのか」を真剣に考えてくださっていることです。

 

1対1で懇切丁寧に印や真言をチェックしてくださるのは、かけがえのない貴重な機会であり、修行者としてとても心強いです。これからもご指導よろしくお願いします。

10年に1度の高温の日々が続いています。どうぞご自愛ください。

 

善龍庵のご同行の皆様 シリソワカ

三界万霊 シリソワカ


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撮影kさん