泉庄太郎師(大正時代に香川県、津田で活躍され、その法力の凄さで泉聖天尊と呼ばれた。生駒山に600日徒歩でお参りして聖天尊より大功徳を授かった)は、人のために7日間寺社に参拝するとき、かならずもう1日多くお参りしたと伝えられている。
これが神仏に祈るときの、心得であると。
たしかに真言念誦でも、100遍唱えるときは必ず108遍念誦することになっている。8遍は補闕と言って、唱えそこない等を補う意味がある。
ご祈祷やご供養、念誦行などでも、これでもういいなと思ったら、あとちょっとプラスしてみるのが秘訣である。