大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

病没者の施餓鬼供養によせて

何人かの施主様から、「新コロナウイルス罹患による病没者の諸霊」の施餓鬼供養の依頼をうけています。

 

私自身は、弘法大師の『般若心経秘鍵』の上表文に習い、神威倍増のご法楽をあげ、疫病収束を祈念していますが、病没者の供養までは気づかずにいました。

 

施主各位に教えていただき、自分自身でも塔婆をつくり、意識して施餓鬼供養をはじめました。

 

 

 

その施主のお一方から下記のメールをいただきました。

 

仏教徒として、とても大切なご意見と感じましたので、許可をいただきご紹介します。

 

いま、私達ができることは何か?

世相には、私達の不安が投影されます。

まずは自心の浄化からはじめて、それぞれの立場で行動することが必要だと思います。

 

 

(ここから、いただいたメール)

 

この度の武漢肺炎は、私達人類の苦難の始まりなのでしょうか。

 


法尽滅経の中にも『仏法が滅ぶ時、天の神々はみな涙をこぼし、泣き悲しむ。
 作物という作物は実をつけなくなり、疫病が流行し、死んでいく者も多くなって人々は苦しむ。
 税金は重くなって、道理に合わない税のかけ方をする。
 悪人が海の砂の数より多くなり、善人は一人か二人になる…』

 

 


まさに今の日本の事のようです…
日本人はいつからこんな自分の事しか考えられない、醜い人間になってしまったのでしょうか…
日本が、日本人が本当に劣化してしまったと思います。
勿論私もその劣化してしまった日本人です…


今回の武漢肺炎は、私達人類の悪業の熟した結果のような気がします…

 

人間が自己中心的な我利我利亡者の気持ちを捨てない限り、簡単には終息する事は無いのでは…


私も、自分の心の在り方を確り見つめる機会にしたいと思います…


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病気平癒のおびんずる