大森先生
いつもお世話になっております。
5月16日からの聖天尊報恩謝徳の施餓鬼供養をお願い致したく、宜しくお願い致します。
3年前に倒産直前の会社を買収して以来、聖天様を信仰してきました。
一時は相当厳しい状況になりましたが、前期は過去最高益を更新し、今期も順調にいきそうです。
私の考えや方針に対する理解も進み、結果が出たことで社内も前向きになっています。
利益が出たこともうれしいですが、それを社員に還元できること、会社のカルチャーが改善してきたことが何よりうれしいです。
相当厳しい状況にあっても、要所要所で救いの手が差し出されたことは聖天様のおかげと思っています。
先週決算数値が固まりましたので、これを機に聖天様への報恩謝徳をお願いします。
最初はとにかく成功したい、利益が欲しいと何度も浴油祈祷をお願いしました。その時は気付きませんでしたが、今思えば結果を出そうと焦るあまり自分の事しか考えていませんでした。
これでもかというくらい悪い事が続き、倒産寸前までいったところで、奇跡的にお金を調達する事ができました。
また、焦って飛びついた商品が大赤字で、販売が続けば損失が拡大するはずでしたが、全く売れなくなり、損失も少額で済みました。
他にも色々ありましたが、聖天様に試されている、鍛えられている感じが強く、信仰をやめようとは全く思いませんでした。
ただ、自分自身でやれる事をやり切らず、ひたすら祈るだけになっていたので、まずは自力でなんとかしようと必死に努力しました。
そして自分は従業員に支えられ、従業員はその家族に支えられ、会社は取引先やお客様支えられている事に改めて気づくと(今思えば当たり前なのですが、当時はそれすら忘れていました)、自然と会社を支えてくれている人達全員と一緒に幸せになりたい、という気持ちが芽生えました。
そこから業績も好転し、聖天様に対して祈願をしつつも「どういう結果になっても構わない」というスタンスでいられるようになりました。
良いことがあれば聖天様のおかげ、悪いことがあれば自分のせいもしくは聖天様が何かを気づかせようとしている、と思えば、聖天様には感謝しか残りません。
この感謝の気持ちを忘れないように生きて行きたいと思います。