東寺は今、秋の特別拝観を行っている。
宝物館は企画展示
東寺の星曼荼羅ー除災招福の祈りー
を開催中
星曼荼羅や修法の聖教を始め九曜星の仏像などが複数展示されていて面白い。
天下一の仏画師と言われた珍海の聖天尊の画もでている。
興味深いのは東寺の御影堂の弘法大師にお供えする生身供が自然に破裂すると不吉なことが起こる予兆とされている。実際天皇陛下の凶兆だったようである。
江戸時代にこの現象が度々あったようで、その度ごとに東寺伝法院で北斗御修法を修行をした記録が展示されている。
いわゆる弘法大師にお供えしたご飯が破裂したり器ごと破損するなどの不思議な現象が起こったのである。それも供養の祭文が終わった時におこったりしたようだ。
その時には北斗法を修行して吉祥を祈ったのである。
伝法院
企画展は11月25日まで。