大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

心を穏やかにすると

イライラしている人のそばにいると、こっちまでイライラしちゃいますよね。

逆に穏やかな人のそばにいると、なんとなくこちらも穏やかになってくる。

 

人はお互いに関係性の中で影響をし合っているものです。

 

対人関係で悩む人はまずは相手との境界線をはっきりさせた上で、自分の心を修めることを心がけることです。

これを「自分の機嫌をとる」と言います。

 

他人の顔色が気になるのは自分との境外線が曖昧だからです。

まずは自分軸に意識を持って行きましょう。

 

私は自分の名前を紙に書いて拝みやすい場所に張り付け、そこに向かって自分の名前のあとにシリソワカをつけ、それを毎日100回唱えるようにと勧めています。

 

 

 

そうすると自然に境外線がはっきりします。

 

その上で自分の様々な感情を認め、許可する。

 

認められないときは、今は認められないことを認める。

 

悩み事の実態は、考え事、思考です。

それがひどくなると脳のエネルギーを無駄に消費して、身心を疲弊させます。

すると現実的に対処するべきことに、エネルギーが回せなくなります。

 

大体、他人を変えることはできません。

無理やり変えようとすると抵抗や反動が強いです。

 

ところが自分がそれにきづいて、少しづつ修養をつみ、変化していくと、その良い影響力は無意識的に相手にも伝わるのです。

今風の言い方をすれば共鳴するということでしょう。

 

押してダメなら引いてみな!

 

追記

これは面白いことに霊の悩みにもよく効きます。

ある意味、霊との対人関係改善ですね。

 

 

 

撮影Nさん