この映画まだ見に行ってませんが、なかなか面白そうです。
この神父様へのインタビュー記事の中で
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『ヴァチカンのエクソシスト』の劇中では、カトリック教会の聖職者らの間でも“悪魔の存在”に対する理解度はまちまちである様子が描かれる。ラッセル・クロウが演じるガブリエーレ・アモルト神父も、これまで対応してきた“案件”のうち98%は精神医学や心理学の面でのアプローチが必要なものであるという。悪魔祓いの本職者であるアモルト神父ですら、本当の超常>的な事象はわずか2%のみだというのだ。
とあるのは興味深いです。
悪魔というのは、仏教では他化自在天魔にあたるので、日本ではほとんどでできません。
そのかわり、この場合は悪霊と言われる存在のことだと思います。
私の場合、実際のご供養に携わる身としては、何かの問題の原因が、たとえ霊であろうが霊であるまいが、ご供養することが心の安らぎ、さらには外的変化に繋がると実感しております。
一番気をつけなければならないのは、霊感商法で問題になっている通り、全ての問題の原因は霊のせいであり、さらに悪霊だとか、先祖が地獄に落ちてるとか脅して、恐怖で支配することです。
目に見えない世界の話ですから、何とでも言うことができるのです。
本当に怖いのは悪魔や悪霊ではなく、人間の煩悩です。
まさに煩悩魔です。これが正体なのです。
神父様のお話では、完全に悪魔を否定しているわけではなく、1% だけは認めてるようです。
その他のお話も、とても核心をついてるなと思いますので、霊のお悩みの方、霊感商法でお悩みのかたは一読されることをお勧めします。