大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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コロナ罹患で気づく、施餓鬼のこころ

大森先生
 
お世話になっております。
 
盂蘭盆大供養会以降、ご無沙汰しておりました。
ご同行の方々にも何人かいらっしゃるなと思っていたら、私もとうとう7月末に
新型コロナに感染してしまいました。
 
そこまで悪化することはなく、盂蘭盆供養は7月も8月も行うことができましたが、数日間は声が出ず、喉の激痛で水を飲むことすら苦痛で、餓鬼の苦しみはこういうものなのかなあと考えたりしていました。
 
餓鬼の苦しみに近いものを体感できたのは、コロナ感染を経験して得たもののひとつだと思っています。
より親身に(苦しみを取り除いてあげたいと)ご供養できるような気がするので、そう考えれば、感染体験も無駄ではないのだな、と。
 
 
 
 
記念事業のご報告メールをいただいた時もまだ回復途上でしたが、ご本尊のお写真や◎◎寺での供養等、ただただ有り難く、パソコン画面に向かって手を合わせていました。
お忙しい中、いつも本当にありがとうございます。
 
来月からは部署異動で、新しい業務に携わる予定です。
概ねマイペースに時間配分のできたこれまでとはずいぶん違い、どちらかといえば周囲に振り回されがちな部署ですし、業務内容自体、1から勉強しないといけないのでちょっと気が重いですが、これも修行だと思い、対処していきたいと思います。
(以前は、嫌なことがあると感情に支配されやる気を失いがちでしたが、最近では自然に「修行の場が与えられたな」と考えられるようになりました。とはいえ、まだまだ精神的には未熟ですが・・・)
昨日は◎◎寺で久しぶりに凶のおみくじを引きましたが、それも戒めと捉えることができています。
 
また近々、お施餓鬼もお願いする予定です。今後ともよろしくお願いいたします。

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