第二には福徳を得るの功徳と申しまして
金剛経には三千大千世界に満てる七宝の布施によりて得るところの福徳よりも、
また無量百千萬億劫の間身命をもって布施して得るところの福徳よりも勝れり、
とありますように写経によって得る福徳は実に無量無辺のものであります。
第三は諸仏供養の功徳といって、
金剛経にもこの経を受持、読誦するものの得るところの功徳は、諸仏供養よりも勝れり、とありますから、写経の功徳は、諸仏供養以上の功徳あることを知るべきであります。
第四には悪道に堕ちざる功徳と申します。
悪道とは地獄、餓鬼、畜生、修羅の四悪道をいうのであります。
写経の功徳はこの悪道に堕ちざる功徳であります。
鴻盟社版 金剛経
羽田先生が説かれる、自分で金剛般若経要品を写経してお守りとして持っておくというのはとても良いですね。下記のリンク参照ください。
経典書写とその功徳 その1 濱地天松居士 - 金翅鳥院のブログ