11月の話だが八坂神社に参拝してきた。
後戸入口
八坂神社本殿の後戸を特別公開していた。
たまにこういうことをやってる。
八坂神社はもとは感神院というお寺であり神仏習合していた。
後戸には閼伽棚(あかだな)などがあって面白い。
閼伽棚は仏さまに供える供花などを用意する場所、水を流せるようになっている。
昔は僧侶が夏安居でこもっていたそうだ。
本殿中は後ろから参拝できるようになっている。神祇灌頂の印明を結誦。
牛頭天皇の奥様である頗梨采女(はりさいにょ=歳徳神)のご本地仏、十一面観音像が厨子にお祀りされていた。心中にご真言を念誦して礼拝。
破損が著しいが、いまなお神々しい御姿であった。
このお像は白布にくるまれ本殿にのこされていたそうである。
感神院の扁額もあり、この二点が八坂神社にのこる神仏習合時代の遺品とのお話だった。
本殿の下は龍穴とのこと。
すぐそばには、清淨歓喜団で知られて亀屋清永さん。
昔は1個250円だったが、今は550円だったと思う。