この方は御病気のお母様のために熱心にご供養や修行されてきました。
その功徳で仏さまに摂受(しょうじゅ)されたと信じております。
心より安らかなることをお祈りしています。合掌
大森
大森先生
〇〇でございます。
本日、私と親族は、朝に母が入院している病院の主治医から、母の病状について話を聞くことになっていました。
〇時に病棟に着き、主治医の話の前に母の病室を訪れると、看護師さんが慌ただしくしておりましたので、看護師さんにどうしたことかと伺うと、30分ほど前から急に血圧が下がりましたとのことで、心拍や血圧をはかる機器のアラートが鳴り響いておりました。
定刻より遅れて、医師からの説明が始まりましたが、説明のなかで、心臓がとまりそうです、もう一時間持つか…とのことで、再び病室に向かい、母の手を握り、准胝観音様のご真言、不動明王結縁で伝授いただいたご真言と印、聖天様のご真言、光明真言を念誦し、母は、しばらくするとぎゅっと目を閉じ、大きな息をし、私と親族が病棟に着いた後、1時間もせず亡くなりました。
狙いすましたかのようなタイミングで、私と親族ともども不思議だと言っております。
母の最後に、はからずも間に合い、そばにいることができました。
准胝観音様、お施餓鬼のおかげと思っております。
あっという間でしたが、本当に安らかに息を引き取りました。
先生には、逆修供養、お加持いただき重ねて感謝申し上げます。
高野山奥之院にて撮影